2013年の人口動態統計によると、赤ちゃんの出生数は前年から7400人減り、過去最少の102万9800人。死亡数は前年より1万2千人増え、最多の126万8400人となった。
出生数は3年連続で過去最少を更新した。出産する世代と重なる15~49歳の女性人口が2591万4千人と、22万1千人減ったことが大きい。出生数から死亡数を引いた自然減は23万8600人で過去最大。6年連続で最大値が続き、人口減少のスピードが増していることがうかがえる。
平均初婚年齢は男性が30.9歳、女性が29.3歳だった。女性が第1子を産む年齢も30.4歳で、いずれも過去最高だった。晩婚化、晩産化の傾向が続いている。
出生率は2年連続で上昇。05年の1.26を底に緩やかに改善している。人口構成比率の大きい団塊ジュニア(71~74年生まれ)に連なる30歳代の女性の出産が多いためだ。
(6/5日経朝刊)
人口減少が加速し、女性の第一子年齢が30才を過ぎたということが驚きである。これはマーケティング、特にターゲティングに大きな影響があるだろう。